仕事が忙しい。

私は、今年の夏に転勤してきたのだが

転勤してからやたらと仕事が忙しい。しかしノーストレスである。

自分で順序立てて組み立て、実践し、上司に報告し、また次に進める

この過程がなんだかノリにのっているのである。

そうすると生活における仕事の割合がふえてきて

日常生活でやらねばならないこと、やりたいことができなくなってきた。

とはいえリソースは限られている。

となると、削るところは削るしかない、という判断になりますね。

・・・というわけで以下のようにしてみた。(関係あることもないこともあるが)

 

・携帯の中のSNSを全て消した。

パソコンにはツイッターとラインのみ残してある。1日の終わりにみればよいのである。急な連絡が必要な人は、電話番号をお互いに知っている。

・テレビのリモコンの電源を抜いた。

ま、こんな仕事しててなんだがぶっちゃけいらんのでは?

見なければならない番組は職場で見れるのである。

・収支を全て把握する

家計簿アプリを使い全ての収支を管理する。

・筋トレする(運動する)

・高タンパク低カロリーの食事

・週末に1週間分の食事をつくりおき。お昼の弁当にはそれを詰める。

・朝7時に起きる(朝、めっちゃ得意だわ)

・最低6時間。できれば7時間寝る。

・1日1時間英語の勉強をする。

・本を読む(働き始めてからなかなか読書量がふえない)

・お金に関する知識を増やす

・サプリを飲む

マルチビタミン亜鉛、クリルオイル、ビタミンC

デルモンテのトマトジュース1日600ml飲む。

(人間のDNA配列的に一番よい抗酸化作用をもつのはトマトらしい)

・仕事の基礎力をあげる勉強をプライベートでする。

・おな禁

などである。

ほかいっぱいあるけど、まあこんなもんだろ。

 

英語の勉強をしたりなんやしているのは

やはりイギリスで舞台を見た影響とシェイクスピアである。

町山智浩が言っていた。

(邦画にばっか力入れて洋画に力を入れていない昨今)

海外への憧れを育てないのに、グローバル化とか英語使えとかバカじゃないのと。

最近つとに思うが、私にとって劇場に通うことは、明らかに人生の大事な一要素だ。

それがなければ俺の人生じゃない。

その劇場にはイギリスのあのこじんまりとした素敵な劇場なんかもはいっている。

その感動を生で感じたいのだ。ミュージカルもストレートプレイも歌舞伎も文楽も全てが好きだ。見も知らぬ人々が劇場に集い、役者すらも一期一会の感情を共有する。

一生を棒に振るという言葉があるが、芝居を見て、一生を棒に振りたいと思う。

そのためには・・・と必要なことをつらつら考え、実践している次第である。

 

人生で大事なことはリソースの投入配分、順序ではないか?

という話です。

歌舞伎

先週末は、東京に歌舞伎と芝居を観に行った。

最終便で成田、ホテル代節約のために空港泊。

三越前のいつものカプセルホテル2泊。早朝便で帰るために空港泊。

そのまま地元の空港に戻り仕事。と・・・さすがに疲れる行程でした。

 

演目は

歌舞伎座

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」

七之助と松也無双。七之助の真骨頂は、声にあるだなと思いました。

声がホントに良い。納涼歌舞伎の「桜の森の満開の下」の夜長姫も声で役柄を立ち上げていた。歌舞伎は見栄に代表されるように、止めの面白さ、美学で成り立っているが、止めをおさえつつも、ラストの菊之助と松也の殺陣はあらんばかりの想像力と動きを駆使した動的な殺陣で、歌舞伎役者の肉体っていうのは、すげえもんだなと血湧き肉躍りました。菊五郎は、ゼウス的な立ち位置の那羅延天。ほとんど動かないのだが、その動かなさが、また凄みをかもしだしていて良いという、これも、円熟極まる歌舞伎役者のなせる技だなと思ったものでした。

夜の部「沓手鳥孤城落月」「韓人漢文手管始」「秋の種草」

沓手鳥・・・は、舞台が暗いのと話が暗いので少しウトウト。

韓人・・・は、鴈治郎のコミカルさに笑わせてもらいつつ、芝翫の演技の妙もよし。

秋の種草は、これぞ、われわれが観たかった玉三郎!という感じでした。

67のおじいちゃんに、みなが見惚れる、この不思議ですね。

 

国立劇場「霊験亀山鉾」

南北と仁左衛門の組み合わせは七月松竹座の「盟切三五大切」以来。

南北の筋書きのすさまじさ、仁左さまの妙義にうなりまくった記憶があるので、かなり楽しみにしていた。仁左さまは、言うまでもなく最の高なわけですが、少し品がありすぎる・・・?と思ってしまったり。あと四谷怪談や三五大切などに比べると筋が面白いとはいえない。

しかし、眉一つ動かす、口元ひとつあげるだけで、アレほど色っぽく、かっこよくうつるとは。歌舞伎役者は、踊りの稽古なりなんなりのとき、鏡を見ることを禁止されているという。五代目菊五郎は、素っ裸になって踊りを教えていたそう。裸になって、この筋肉の動き方を見ろ、というのである。そうすることでフォームが身につく。フォームとは100回やれば100回同じことができる形のことである。

このフォームが、仁左様の中にもすでに確立されているのだろうと思った。

眉を右下方に1ミリ動かせば、こう見える、とか、あるんでしょうね。無意識下で。

そこをコントロールできるから人間国宝なのであるのだなあ。

 

新橋演舞場「ワンピース歌舞伎Ⅱ」

新国立劇場「トロイ戦争は起こらない」

 

 

ブログを始めるに至った理由

「家が汚いと、仕事の進み具合が、芳しくないな」

と思ったところから、このブログはスタートします。

仕事の内容、進行など裁量は、ほぼ100%自分に委ねられている。

というのも「家が汚い=仕事が進まない」に関係するのかもしれない。

脳みその中の情報の整理度合いが、なんだか家の整理度合いに似てくるんだな。

さらに家が整理できていないと、生活にも微妙なずれが生じてくる。

「あれは、どこに置いたかな・・・」と探してるうちに、時間がすぎる。

やるべきことが後回しになる。なんだか知らんが惰眠を貪るようになる。

というわけで、家の整理をはじめてみた。

とともに情報も整理しようと思った。

具体的な情報の整理法というのは、勝手に自分の中に入ってくる情報を制限する。

意識的に取り入れる情報を増やす。取り入れた情報を整理してアウトプットする。

ということです。

「整理してアウトプットする」という役割を、このブログに担わせようと思う。

私は情報を扱う仕事を生業としているので、その仕事のために仕入れた情報。

その中でも世に公開しても、特段問題ないであろうという情報もここに整理してアウトプットしようと思う。具体的に言うと、読んだ本、観た映画についてポイントをまとめたり、感想をのべたり、仕事で感じたこと、学んだことを抽象化して記すだけのことです。特段なんてこともないと思いますが、

誰も見ていないかもしれないが、誰かに見られているかもしれないという

偶有性がやっぱいいんじゃねえかな、と思ったので公開することにしました。